ルネッサンスとは復興という意味です。霊的な復興とは何を意味しているのでしょうか？

以前に地球上には、霊的な社会が存在していました。彼らは当たり前のように、魔法を使って、生活していました。人々に特殊な能力があったわけではありません。彼らは魔法を使うための公式、すなわちマントラを知っていました。呪文といった方がわかりやすいでしょうか。

呪文を唱えることによって、何らかの効果を得ることができます。いわゆる魔術とか魔法といった類のものです。与えられた呪文を用いて、人々は便利に暮らしていました。アトランティスと言われるその時代は、霊的な時代でした。

私たち日本人はアトランティス人種です。欧米人よりも古い人種です。日本に伝わる神道に関するものの起源はこのアトランティス時代にあります。神事や祝詞というのは、アトランティスから伝えられてきたものです。この霊的な力は、「人間のしくみ」で説明しているアストラル的なもの、つまり感情レベルのエネルギーでした。

しかしそういった能力を悪用する人が出てきます。霊的な勢力（ホワイトロッジ）と物質的な勢力（ブラックロッジ）の間で、争いが起きました。善と悪の２つの勢力の争いは、かろうじて霊的な勢力が勝ちを収めました。その結果としてアトランティス大陸は大西洋に沈み、アトランティスの時代は終わりを迎えました。これが聖書の「ノアの箱舟」の物語の真相です。

当時、僧王として人々の中にいた神たちは人類の背後に隠れ、以前に人類に与えた魔法の力を取り上げてしまいました。そこから現在の物質的な世界が始まっています。霊的な復興、すなわちスピリチュアル・ルネッサンスが意味していることは、再び、人類が神と呼ぶ存在が人類の前に姿を現すということです。

それは以前よりもレベルの高いエネルギーを用いた霊的な世界が始まることを意味しています。アトランティス時代の人間にとっての最高位はアストラル界でした。その当時よりも技術は進歩して、人間の意識は進化してきました。人間はマインドを使うことができるようになってきました。ですから以前よりも高いレベルであるメンタル界での霊的な復興になるでしょう。